フロア保護の主流はハードコーティングです

ひと口に「フロアコーティング」といっても、実に様ざまな種類があります。専門業者やハウスクリーニング会社によって定義はいろいろです。

ワックスコーティングを「フロアコーティング」に含めるところもあるようですが、大きく分けると通常の水性・樹脂系のワックス、水性ウレタンコーティングのようなものを「通常コーティング」、シリコン系フロアコーティング、油性のウレタンコーティング、ハードプロテクト、UVコーティングなどを「ハードコーティング」と呼ぶ場合が多いといえます(中には水性ウレタンコーティングを含むこともあります)。

また施工後のメンテナンス~ワックスがけの有無でフローリングを分けることもあります。この場合は、ワックスをかけても、かけなくてもいいという「フリーWAX」タイプ、全くかける必要がない「ノーWAX」(かけられない商品もあり)タイプに分けられます。とはいえ「フリーWAX」タイプと言っても、ワックスをかけないと滑りやすく汚れも目立ち、水分に弱く、紫外線(日焼け)による劣化などの不安が残ります。

これらの中で、現在主流といえるのが、耐久性で持続性の高い「ハードコーティング」なのです。

<<UVコーティングならおまかせの施工会社を比較しています>>

主なハードコーティング商品の特徴

「ハードコーティング」のメイン商品になっているのは、シリコン系フロアコーティング、ハードプロテクト、UVコーティングなどです。油性のウレタンコーティングは、かつては有機溶剤を使用しているものもあったため、他のコーティングに比べると利用が少なくなったのですが、最近は安全の面の問題もクリアされているようです。

各種「ハードコーティング」施工の主な特徴としては、

  • シリコンフロアコーティング⇒シリコンに撥水性があるため、フローリングへの水の染み込みを防止します。またノンスリップ効果が高いので、歩行も安心。密着性が高く、クッションフロア、化学床にも施工することができます。しっとりと落ち着きのあるしたツヤに仕上がります。安全面では、食品衛生法、食品添加物等の公的基準に適合しています。耐久性は5年以上となっています。
  • ハードプロテクト⇒柔軟性のある水性のポリウレタン樹脂塗装で、耐水性の高いフロアコーティングです。弾力性に優れているのでクラックが出来にくく、湿気や水分の浸入を防ぐことができます。安全性の面では、食品衛生法・食品、添加物等の規格基準に適合。つや感のある仕上がりですが、滑べるようなことはありません。ただし、硬化には夏場で2週間、冬場で4週間ほどかかります。完全に乾燥する平均3週間のあいだは、傷などをつけないように注意が必要です。
  • UVフロアコーティング⇒今現在、最も傷や汚れに強く、耐久性に優れていると言われているコーティング技術で、特殊なウレタン塗料を床に塗り、紫外線をあてることによって定着させます。熱にも強いため、ヤカンやタバコの火を直接置いても傷つくことはありません。また帯電防止効果がありますのでホコリを吸着させず、掃除も簡単。鏡面のようなに仕上がりますが、滑りにくく、お年寄りの方も安心して歩けます。安全性にも優れていて、食品衛生法、食品添加物等の公的規格基準に適合しています。おまけに抗菌性も高いので、フローリングをなめてしまったとしても問題はありません。

用途や予算に応じて、フロアコーティングを賢く選択

ハードコーティングには多くのメリットがある反面、ワックスなどに比べるとそれなりの予算が必要になることは否めません。しかし、ワックスは 耐久性似乏しく、数ヶ月~1年単位で塗り替える必要があります。その場合、一度塗布したワックスを、剥離材を用いて除去する必要があります。自分で塗り替えしようとする人もいるようですが、家具などを動かさなければならないこと、きちんと剥離することが難しいなどで、結局専門業者を頼むことになってしまいます。

初期投資の段階では「高いな」と思うかもしれませんが、定期的な塗り替えが必要ないことなど、様ざまなメリットを考えると、長い目で見ればハードコーティングの方が割安になるといえます。

中でも抜群の耐久性を有し、安全かつ掃除やメンテナンスが簡単なUVコーティングは、フロアコーティングに最適な施工法といえるでしょう。