フロアコーティングは新築しかできないのでしょうか

フロアコーティングを施工している友人宅を見て、「うちも施工してみよう」と業者に連絡したところ、「中古物件や入居後の施工は行っていません」と断られたり、「作業が増えるので」と異常に高い料金を提示されたという話をよく耳にします。その理由は、新築物件と中古物件とではフローリングの状態が違うからです。

当然はく離や洗浄、家具の移動など、状況に応じた作業が必要となり、施工の方法も変わってくるわけですが、それに対応できる施工業者がなかなか見つからないというのが現状です。

これが新築であれば、入居前にコーティング施工しますから、家具や荷物の移動、掃除の手間がなく、それに伴う費用もかかりません。そのため新築時がフロアコーティングのベストタイミングといえますが、中古物件であっても、施工をあきらめることはないのです。

中古物件にも対応可能な専門業者を見つけましょう

中古物件にフロアコーティングを施す場合は、以前塗ってあったワックスを剥離させたり、清掃・洗浄作業を行う必要があったり、新築と比べれば、確かに手間がかかることは否めません。しかし、多くの経験と技術を持っている専門業者であれば、中古の物件のフロアコーティングもしっかり対応してくれます。

信頼できる業者ならば、物件の状態をまずは細かに確認することからはじめ、コーティング可能か不可能かどうかをきちんと伝えてくれます。その上で、どのようなコーティングなら可能なのか、コーティング以外の作業がどのくらい必要で、予算はどのくらい用意すればよいのかといったことを踏まえて見積りを出し、施工主に提示してくるはずです。

このような調査を一切行わず、「大丈夫、できます」とばかりに、すぐに作業を始めてしまう業者ですと、早い時期にコーティング面が浮いてしまったり、コーティング剤のはく離が起こるなど、最悪の状態を引き起こすことがあります。きれいにするための施工が、逆効果になりかねません。

いくつかの業者に相談し、物件の状態やこちらの条件などにしっかり耳を傾け、最適な判断をしてくれるところを選びましょう。ただし、どうしてもコーティング作業ができないこともありますので、その場合、無理は禁物です。

床暖房設備のあるお部屋でも大丈夫

最近の新築住宅、マンションは、床暖房設備が施されている物件が少なくありません。また、注文建築の場合も、省エネやエコの観点から、床暖房をすすめられるケースが多いです。床暖房のシステムにもいろんな種類があって、電気式や温水式、遠赤フィルム式、蓄熱式等などが知られていますが、一般的には電気式の電熱線(ヒーター)タイプ、ガス温水(ヒートポンプ)タイプが採用されているようです。

それぞれの特徴として、ガス温水式床暖房は熱量が高く、電気式は低温のものが多いといえます。高温だと暖房の効果は高まりますが、フローリングへの負荷は強まります。逆に低温であれば、さらに暖房器具が必要となる場合もありますが、フローリングへの負荷は少なくなります。そのため、フロアには床暖房に適した仕上げ材が使われています。

こうしたことから「床暖房の部屋には、フロアコーティングはできないのでは?」と考える人もいるようですが、そのようなことはありません。床暖房のある部屋にもフロアコーティングすることは可能です。

ただし、床暖房の種類によっては、ガス・電気・水道工事が必要となりますので、施工を思い立ったら、信頼の置ける専門業者に相談したほうがいいでしょう。